キムチとダイエットの甘~くて酸っぱい関係

更新日:2013年06月09日(日)


「キムチダイエット」とか「キムチでやせる!」とか言う言葉をよく聞きます。お客様にも「キムチ食べたらやせるんやろ?」などと質問される事が多々ありますね。さて、実際どうなんでしょうか。

kimuchicutsideまず、白菜そのものがダイエット向きの食材と言われています。白菜の栄養成分はキャベツと似ていますが、キャベツに比べて糖質が少なくカロリーが低いんです。

そして、キムチの主原料の一つ、唐辛子。唐辛子は、皮下脂肪の代謝を促すので、肥満防止にも役立つことで知られています。

 

 

 

さらに、桜えび。桜えびには「タウリン」がたっぷり含まれています。タウリンは、某栄養ドリンクのCMでも「タウリン◌◌◌g配合!!」なんてコメントが入ったりして、みなさんもご存じではないでしょうか?このタウリンが、なかなかの仕事をするんです。その一つは、血液中のコレステロールを下げ、動脈硬化を防ぐということです。タウリンはイカ、タコ、などに多く含まれていますが、桜えびにはとびきり多く含まれています。

*キムチによって桜えびが使用されているものやアミエビが使用されているものがあります。

 

ここまででも、ダイエットにはよさそうですね。

でも、やっぱり決め手は植物性乳酸菌。「生きたまま腸に届く」なんてキャッチコピーのCMも聞き覚えがあるのではないでしょうか。腸の機能を高め、消化を促進することで便秘や下痢を防ぐのです。

乳酸菌

ただ、気を付けて頂きたいのは、「キムチが消化機能を高めるから、ごはんをいっぱい食べちゃった」などという状況です。キムチがご飯に合うからと言って、炭水化物をたくさん摂るとダイエット効果は減少しますよね。

 

 

 

 

キムチは味わいの深い食べ物なので、生野菜やお肉にソースやドレッシングを使わずに、キムチを味付けの代わりにして一緒に食べるのは個人的におススメです。韓国の焼肉やサムギョプサル(豚の焼肉)では、チシャやサニーレタスにお肉や野菜・キムチを大量に乗せて食べます。同じような感覚で食べれば、炭水化物を少なくして満腹感を得られますね。

サムギョプサル

あと、「キムチだけ食べてたらダイエットになる」ということはないですね。栄養バランスを考えて他の食材とうまく食べて下さい。


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