スケトウダラを干して、ちぎったメンタイ
スケトウダラを乾燥させて、小さくちぎったものです。韓国ではスープなどの出汁・具材としておなじみの食材です。日本でも、テレビなどで紹介されて人気が高まっています。
干しスケトウダラは、加工方法によってプゴ(北魚)、ファンテ(黄太)と呼び方が異なります。
プゴ:
獲りたてのスケトウダラの内臓をきれいに取り除き、温かい海風にさらして、水分がなくなって硬くなるまで1ヶ月ほど干したもの。
ファンテ:
産卵期(4~12月)に獲ったスケトウダラを氷水につけて、真冬の雪の中で風にさらしながら、長期間凍らせては溶かす過程を20回ほど繰り返して干したもの。やわらかく香ばしい味が特徴で、肉質と香りが山で獲れるトドッ(ツルニンジン)に似ていることから、トドップゴとも呼ばれています。
テレビでも紹介された伝統スープ「プゴグ」
プゴクとは、乾燥サキメンタイを入れて煮込んだあっさり味のスープです。家庭料理として親しまれています。豊富な栄養素を含んでいるプゴクは、酔い覚ましに効果的で、二日酔いに効くとされています。ちなみに、スケトウダラは韓国語でミョンテ(明太)、加工していない生の状態のものはセンテ(生太)、その卵はおなじみの明太子で韓国でもよく食べられる食材です。
プゴクの作り方
韓国の家庭でもよく食べられるプゴク。プゴをそのまま沸騰したお湯に入れて味付けするシンプルな調理法から、先にプゴをごま油で炒めてから作るもの、醤油やごま油で和えたものに水を入れて煮込むものなど、作り方も多様です。お好みで、豆腐、溶きタマゴ、ネギ、ダイコン、モヤシなどを入れてもOK。今回は、家でも簡単にできるプゴクの作り方をご紹介します。
<材料(1人分)>
プゴ、またはさきプゴ…30g
タシダ…大さじ1杯
ごま油…小さじ1杯
水…400cc
<作り方>
1.食べやすい大きさに切ったプゴ、またはさきプゴを、ごま油を入れて鍋で軽く炒めます。
2.プゴに火が通ったら、鍋に水を入れ汁が白くなるまで沸騰させます。
3.タシダを入れて、味を調節します。
4.お好みでネギや溶きタマゴなどを入れます。
5.出来上がり
※味が薄い場合は、塩などを入れて調節してください。
商品名 |
乾燥サキメンタイ |
内容量 |
50g~ |
賞味期限 |
6ヶ月 |
保存方法 |
冷暗所 |
原材料 |
干しメンタイ |