キムチを買ったとき、「いつ食べるのが一番おいしいのだろう?」と思ったことはありませんか?
キムチは、冷蔵庫で保存している間も少しずつ発酵が進みます。時間の経過とともに、野菜の食感やヤンニョムのなじみ方、酸味などが変化していく食品です。
そのため、キムチの食べ頃は一つではありません。浅漬かりのシャキシャキとした食感が好きな方もいれば、発酵が進んだ酸味のある味を好む方もいらっしゃいます。
今回は、大阪のキムチ専門店「カドヤ」が、発酵による味の変化と、それぞれの時期に合った楽しみ方をご紹介します。
購入直後や届いて間もないキムチは、比較的浅漬かりの状態です。白菜のシャキシャキとした食感が残り、ヤンニョムの風味や辛味をはっきりと感じられます。
野菜の食感を楽しみたい方や、酸味の少ないキムチが好きな方には、この時期がおすすめです。そのままご飯のお供や焼肉の付け合わせとしてお楽しみください。
冷蔵庫で数日保存すると、ヤンニョムが白菜の中まで少しずつなじみ、辛味・旨味・甘味の一体感が増していきます。
浅漬かりの食感を残しながら、味が全体になじんだキムチを楽しめる時期です。ご飯のお供はもちろん、冷奴や納豆に添える食べ方にもよく合います。
さらに日数がたつと、発酵が進んで酸味が少しずつ増していきます。カドヤの白菜キムチでは、冷蔵保存で1週間ほどたった頃から、酸味の変化を感じることがあります。
ただし、発酵の進み方は保存温度や季節、商品が届いたときの状態によって異なります。日数はあくまで目安として、実際の味を確かめながら、お好みの食べ頃を見つけてください。
カドヤからのひとこと
酸味が出てきたからといって、すぐにおいしくなくなるわけではありません。酸味のあるキムチならではの、深みのある味わいを楽しめます。
酸味が強くなってきたキムチは、そのまま食べるだけでなく、加熱料理にもよく合います。
加熱することで酸味が料理の旨味となり、味に深みを加えてくれます。少し酸味が強くなったキムチも、最後までおいしく活用できます。
キムチの味は、時間とともに変化します。シャキシャキとした食感を楽しむ、ヤンニョムがなじんだ頃に味わう、酸味が出てから料理に使うなど、それぞれに違ったおいしさがあります。
購入後に少しずつ味の変化を確かめながら、自分に合った食べ頃を探すのも、発酵食品であるキムチの楽しみ方の一つです。
開封後は清潔な箸で食べる分だけ取り分け、商品に表示された保存方法と賞味期限を守ってお召し上がりください。
キムチの保存方法については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。